M&Uスクール<潜在意識/無意識/心の科学/健康維持/経営/能力開発/成功への扉/成功のカタチ/成功方程式/心華寺/梅谷忠洋>
M&Uスクール
潜在意識の有効活用法を教える学校
http://www.senzaiishiki.jp/

M&Uスクールとは

ヒューマンソフト研究会は卒業生対象の全国各地の研究会活動です。

実生活において生じた問題や疑問を「心の科学研究コース」で修得した技術をもとに解明してゆきます。セミナー、実技指導、ミーティングを通して自己研鑽の場を提供します。また、お互いの情報交換を図り社会貢献に役立てるものです。

勉強をしたいと参加をご希望される方はどなたでも参加するこができます
東京ヒューマンソフト研究会の事務局へお問い合わせください。




●東京ヒューマンソフト研究会●
日 時 平成24年5月23日(水)
受付 PM.6:00〜
講演 PM.6:30〜
懇親会 PM.8:30〜
会 場 明治大学・駿河台キャンパス『紫紺館』(千代田区)
住所 東京都千代田区神田小川町3-22-14
電話 03-3296-4723
会 費 ¥10,000(食事代を含む)
講 師 M&Uスクール学長 梅谷忠洋
テーマ 人生を力強く生き抜くための12章
次回は平成24年6月20日(水)です


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ヒューマンソフト研究会
●5月度テーマ●

人生を力強く生き抜くための12章
〜第5章 美は生命力の根源そのもの〜
<ロゴスは勇気・希望・信頼・愛から成り立つ!>


講師:M&Uスクール学長 梅谷忠洋

 「人生は、結果の責任まで人間に要求したりしない」……人生というチェスは、必ずしも勝つことを望んではいない。しかし、途中で投げ出したりせず、最後までゲームをやり通すことを望んでいると、フランクルは言います。この貫徹精神こそ、ロゴスを呼び覚ます第一義であり、自分自身筋骨逞しい大男をはるかに凌駕するバイタリティと耐久力を発揮し、過酷なアウシュビッツでの生き残り組に入ることができたと、彼は述懐しています。

 彼が強制収容所に連れてこられ、初めて耳にした若いポーランド人のバラック秩序責任者は、
「同志諸君、これから長い苦難の道が待ち受けています。しかし、勇気をなくさないで下さい。力を寄せ集めて希望をなくさないで下さい。生命を限りなく信頼して下さい。絶望を追い払えば、諸君から死を遠ざけることができるのです。地獄は永劫に続くものではありません。同志愛が支配しますように……。私達はみな兄弟であり、同じ境遇を堪え忍んでいるのです。助け合いましょう。これこそ、生きのびるための唯一の手段なのです」

 これほどの非人間的な状況に置かれながらも、これほどの人間的な言葉が出てくるとは正に驚きです。ここに述べられているのは
<勇気・希望・信頼・愛>です。まさに、過酷な状況を通して掴み取った生きるための知恵そのものです。まさに人は「衣食足りずして、礼節を知る」のです。

 自ら痛みを味わった者だけが、他者に対する深い愛を持つに至ることが、実例として多く挙げられています。そして、
 
「苦しみは人のロゴスを覚醒させ、人間らしくさせるが、逆にまた、自らを忘れ愛する行為に没頭することで、ロゴスは目覚め、過酷な状況でも生き抜く生命の叡智と力を甦らせる」のです。
つまり、人間の真実は、
 「自分のことだけを考えていたら生きていけない」
そして、皮肉にも、ナチスのとった劣等民族であることを証明するための強制収容所で、囚人達の多くが最も
“人間的”になりました。
 フランクルは、これを「丸天井の重荷」と言う比喩で語っています。すなわち、ガタがきて倒れそうな丸天井の建築は、その屋根に重荷を乗せることで、返って安定する。同様に、
倒れそうな人間も、負担を背負うことで、前よりしっかりと安定して強くなるというのです。
 しかし、人情として負担や苦しみは避けて通りたいと思います。本当に負担や苦しみは、我々を強くさせるのかという問いかけに、フランクルは、
 
「例えば、過去の恋愛経験から悲しい要素だけを、また、苦しみ悩んだ出来事がすべて無かったら良かったなどと思うだろうか。たぶんノーだろう。なぜなら、嫌な時期だったとしても、その時期こそ自分が精神的に成長し、成熟したのだと分かっているからだ」
と喝破しています。私も日本の多くの著名な成功者に話を聞いたところ、ほとんどの人が、むしろ
苦しかった時のことを懐かしんで話されたのが印象的でした。

 「世界って、どうしてこんなに美しいのだろう!」……究極の状況に置かれた人達の中で、多くの人がこのように芸術や自然に関する極めて強烈な感覚に目覚め、一片の雲、一輪の花に“美”を見いだしたことも報告されています。極限の苦悩を通して、人間は本来持っている美に対する感性を取り戻したのです。
 生命の根源であり、愛の根源であり、美の根源でもある
“ロゴス”に彼らは目覚めたのです。それは正に、ロゴスが“人間の本質”であるが故に、愛に美に、強い欲求を覚え、それを求めないではいられなかったのです。美や芸術は生命力のお添えものではなく、根源そのものなのです。



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